コンソーシアム概要
目的
本コンソーシアムは、再生エネルギー大量導入のためのハイブリッド蓄電システムの事業化を目的とし、2050年のカーボンニュートラルと経済成長を両立する革新的循環型社会システムの実現を目指すものです。
複数の企業、機関の産学が連携協力し、再生可能エネルギーと蓄電システムの最適化で、系統電力より安価で安定な電力と燃料を供給する世界初の「自律型再エネ電力マネジメントシステム」のプロトシステムを共同研究開発するとともにRE100電力需要の市場調査を行います。
需要家やクライアントへのシステムデモンストレーションを通じ事業化を促進し、産業用から大規模用まで、またグローバル視点での無電化地域への再生エネルギー電力の普及も検討していきます。
研究開発では、コストエンジニアリング技術と数理計算シミュレーション手法により定量的かつ可視化する手法により、カーボンニュートラルと経済成長を両立するあるべき革新的循環型社会システムを探求し、メンバーの皆様と技術戦略を策定するとともに、人材育成を行います。
計画
活動方針
STEP0:現状
LCSモデルで水素+蓄電池のコストパフォーマンスを把握
STEP1:POC
コスエンジニアリングと電力需給シミュレーションで、システム構成の選択/仕様設計を行い、事業採算性を検証
⇒コンソーシアム内での情報開示と納得性の共有
STEP2:Design
想定サイトを対象に現実データ(需要、気候、設備仕様、建築・メインテナンス)を用いて、収益構造を検証
STEP3:プロトタイプ
普及計画に基づく第一号サイトの立ち上げ、デモ
STEP4:普及、人材育成
量産による事業規模・顧客価値向上と、更なる差別化
実施体制
体制
会員組織
正会員:川崎重工業株式会社、スマートソーラー株式会社、NCRI株式会社、ジンプロ・エナジー株式会社
準会員:3社